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電池に関するコラム ~COLUMN~

鉛電池とリチウムイオン電池を徹底比較!

 
~用途に合わせた賢い選択術~
 

近年、さまざまな用途でリチウムイオン電池が普及しています。
その一方で、従来から使用されてきた鉛電池も、特定の分野では依然として重要な役割を果たしています。

今回は、鉛電池とリチウムイオン電池の特徴を項目ごとに比較し、それぞれの利点と欠点を明らかにしていきます。
 

目次
  1. エネルギー密度の比較
  2. 重量とサイズ
  3. 寿命と充放電サイクル
  4. 充電速度
  5. 電気が自然に減っていく割合(自己放電率)
  6. コスト
  7. 環境への影響
  8. 主な用途

 

1. エネルギー密度の比較

単位体積または単位質量あたりのエネルギー量を表す値であるエネルギー密度では
鉛蓄電池は低く、リチウムイオン電池は高い
という特徴があります。

・鉛電池
 エネルギー密度は低く、30〜50 Wh/kg程度。
・リチウムイオン電池
 エネルギー密度が高く、150〜250 Wh/kg程度。

リチウムイオン電池は同じ重量でより多くのエネルギーを蓄えることができるため、軽量化が求められるモバイル機器や電気自動車に適していると考えられます。

 

2. 重量とサイズ

鉛蓄電池は非常に重く大きいのに対して
リチウムイオン電池は、軽量でコンパクトという特徴があります。

鉛電池は同じエネルギーでも重くて大きくとなる場面が多いが、リチウムイオン電池はその軽量さから携帯機器や小型機器に最適です。

 

3. 寿命と充放電サイクル


電気を溜めることと放出するサイクル(寿命)は
鉛蓄電池よりもリチウムイオン電池の方が長いという特徴があります。

・鉛電池
300〜500回程度の充放電サイクル
・リチウムイオン電池
1000〜5000回程度の充放電サイクル

リチウムイオン電池は長寿命のため、長く使えば使うほどコストパフォーマンスが向上します。

 

4. 充電速度

フル充電するためには、鉛蓄電池は数時間必要なのに対し、リチウムイオン電池は1~2時間程度でスピーディーに充電可能です。

早く充電することが求められる電気自動車(EV)やスマートフォンなどといった用途では
リチウムイオン電池が優れているといえるでしょう。

 

5. 電気が自然に減っていく割合(自己放電率)


電池が蓄えた電気が自然に減っていく割合を示す、自己放電率は
鉛蓄電池は1か月で5〜10%程度の電力が失われるのに対し
リチウムイオン電池は1か月で1〜3%程度しか減少しません。

リチウムイオン電池は長期間放置してもエネルギー損失が少なく
保管しやすい
ということが言えるでしょう。

 

6. コスト
 

鉛電池は製造コストが安く、低価格ではありますが、
長期的な使用を考えるとリチウムイオン電池の方がコストパフォーマンスが良い場合もあります。

使用用途が短期利用なのか、それとも長期利用なのかを考え選択するのが良いでしょう。

 

7.  環境への影響

環境への影響に関しては、鉛蓄電池は有害な鉛を含み、適切なリサイクル処理が必要です。
一方で、リチウムイオン電池は、リサイクル自体はいまだ難しいものの、鉛電池よりは環境負荷が少ないとされています。

環境負荷の面では、リチウムイオン電池の方が優れていますが、どちらも電池の処分には大きなエネルギーを使用するため、できるだけ長く資源を有効活用することが大切です。

 

8. 主な用途


鉛電池は、コストが安く、短期間で大電流を必要とする用途(自動車バッテリー(ガソリン車等)、非常用電源)に向いています。
一方で、リチウムイオン電池は、高エネルギー密度・軽量・長寿命を活かす用途(モバイル機器や電気自動車など)で優れた性能を発揮します。

使用目的に応じて最適な電池を選びましょう!

 

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